ハラスメントは、他者に対して行われる極めて悪質な行為であり、ハラスメントに対する無自覚によって相手に被害を与える重大な「人権侵害」です。

本条例では、町議会は、議員及び議会としての役割を十分発揮するため、互いに人格を尊重し相互信頼を深めることを通じて、ハラスメントの防止及びその根絶に努め、信頼される議会の実現を目指すことを決意しています。

本条例において議員は、「いかなる場合も、議員は他の議員及び職員に対して、職員は議員に対して、ハラスメントをしてはならないこと」「町民の代表者として、町政に携わる権能及び責務を自覚するとともに、常に高い倫理意識を持ち、他の議員又は職員の人格を尊重し、ハラスメントが、行為者の意図とは関係なく生じ得ること、個人の尊厳を不当に傷つけ人権侵害に当たること及び労働意欲を低下させ、勤務環境を害するものであることを認識し、ハラスメントを防止するよう努めなければならないこと」などが規定されています。